大阪丿貫(大阪/十三)煮干蕎麦

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2018年に初めてセメント系ラーメンをここで食べて衝撃を受けました。

まあ、今から思えばそこまでセメント系という感じでもないのですが・・
逆にこの店のその後の運命の方が衝撃的だった訳ですが・・

以来、煮干しの強烈な店を探しては色々行ってみました。

【煮干し系ラーメン】

東京は「セメント系」が一つのジャンルとして確立されていて、本当に灰色のヘドロラーメンを出す店が大量に存在する訳ですが、大阪ではお店の側としても、そこまでやり過ぎのモノは受け入れられないんじゃないかと、ビジネ上の判断からどうしてもバランスを取った控えめなものになりがちなんですよね。

調べていく中で布施の丿貫という店がなかなか良さそうだったのですが、流石に東大阪までラーメン1杯の為に行く気にはなれず、結局「ま、煮干しと言えば煮干しかな」程度のものしか食べられませんでした。

それでしばらくセメントの事は忘れてましたが最近十三に丿貫が店を出したと聞いてすぐに行くつもりだったのですが・・・
レビューを読むと「塩気が強すぎる」という意見が非常に多くてちょっと腰が引けてしまいました。

でも他に選択肢もないし一度はやはり食べておくかと行ってみました。

南北の車も通る通りと商店街の間にある無数の路地。

車も通る通りから入ろうとして一度間違えて結局行き過ぎて、今度は商店街から「ら〜めん担担」を目印に路地に入ってビンゴ。

13:05到着。
客一人がちょうど帰る所で自分一人に。

煮干蕎麦1000円を食券機で買う。
煮干しのヘドロ状のペーストを上に載せた「特濃追い煮干蕎麦」1200円、「特濃追いダブル煮干蕎麦」1400円というのもあるのだが、そこまでする必要性を感じなかったし、オプション的に高額なのでノーマルにした。

食券を渡す際に「細麺と平打ち麺が選べますが」と訊かれたので咄嗟に「じゃあ、太麺で」とボケようかと思ったが、そういうのが一切通用しないような真面目な感じの夫妻だったので大人しく「細麺」と言った。

店内はカウンター9席+4人テーブル2卓。

夫婦で運営。
カウンターには味変ツールは一切なし。
ティッシュもカウンターテーブル上にはない。
カウンター横にあったが自分は横なので取れたが他の人には取れない場所。
水はウォーターサーバーが食券機横にある。

さて割とすぐに着丼。
Googleマップのレビューに塩気が強いと書いていたのが3人もいたので兎にも角にも塩気が気になる。

これだけのニボニボなのでむしろ塩気が足りない方が食えないんじゃないかと思う。
さほど言われてる程塩辛いとは思わなかった。

麺は固めのパッツン系。
チャーシューはとろっとして中々旨い。

ところで肝心のスープですが・・

確かに大阪でこれ以上のセメント系を求める事はできないでしょう。
色の割にはエグみはない。
というかビジュアルから想像される程の強烈なインパクトはない。

食べていてこれまで長年抱いてきたセメント系への憧れがすぅ~と消えていく。
気軽に食べられない故の憧れ。
芥川龍之介の「芋粥」と同じように食べられない故に過去に食べた思い出をどんどん美化してやがてそれは望郷の念のようになっていく。

こういうのって1回食べれば充分だよな。
確かに初回の衝撃は凄いんだけど、何度でも食べたいようなものかと言われたらそういうのじゃない。

経験として1回食べればもういいやと思う。
その点座銀の煮干しはよく出来ていた。
結局インパクトも大事だけどそれ以上に大切なのは何度でも食べたいと思える美味しさかどうか?

全汁したらやたら喉が乾いて水を立て続けに3杯も飲んだ・・やはり塩気が強かったんだな(笑)

店を出て十三の東側と西側を少し歩く。
最近は雨後の筍のようにラーメン屋が出来てるが、くそオヤジの跡地のラーメン屋なんて13時過ぎなのに客が一人しかいない。
その並びのよし川も空いてたし、この界隈では常に行列の豚山の一人勝ちかもしれん。
生き残れそうなのは後はら〜めん担担と桐麺くらいか?

【大阪ラーメン】

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